対応機種 | 3DS |
発売日 | 2012年9月13日 |
価格 | 3,700円(税込) |
ジャンル | 絵画レッスン |
ざっくり・こんなゲーム
『絵心教室』シリーズ第3作。いわゆるお絵かきソフトですが、何よりの魅力は・・・
どんな人でも絵を描き始められる!
そんな丁寧で、やさしい多くのレッスンを収録している点にあります。
(手撮りは薄い、薄すぎる)
解説を交えて先生が一緒に描いてくれるので、右に倣えで絵が完成してしまいます。
それでいて内容は入門から応用まで幅広く、
- 絵を描いたことがない人
- 本気で絵に臨みたい人
なんであれ、絵を描きたい!という熱い思いのある人にはオススメしたい1本です。
※もちろん、フリーで描けるモードもあります。安心の外部出力対応!
じっくり・フリー感想
ステップごとにじっくり学べるレッスン
レッスンでは、テーマとなる写真を見ながらスケッチを行います。
えんぴつと絵の具を使って
下書き①→下書き②→下塗り①→…→陰影①→…→光沢→仕上げ
のように、こまかく段階的に描き上げていきます。
模写がむずかしい…と思っても、大丈夫!グリッドがあります!
↑おてほん
↑なんとかして寄せにいく
各工程ではおじいちゃん先生ことビンス先生がテクニックやコツ、色の選び方なんかをゆっくり解説してくれるので、めちゃくちゃタメになります。(ホントに)
じっくり描いていくことになりますが、その分完成した時の達成感はひとしおです。
リアルな仕様の面白さと注意点
お絵かきソフトとしては、本作の仕様は面白いのと同時に、注意が必要です。
使えるのはえんぴつ・ねりけし・消しゴム、
色鉛筆、(せっかくなので全部貼っちゃいます)
パステル、
絵の具です。…貼った方がワクワクするなぁーと思ったのでw
筆に含ませる水や絵の具の量を調整できるのは他で見ないのもあって、面白いです。
が、なにがリアルで注意なのかと言うと…
- レイヤー機能はない
- 絵の具を乾かすと、消す手段がなくなる※塗りつぶしで対応
- 消しゴムを使う場合、しっかりこすらないと消えない
- ワンタッチでのやり直し機能はない(途中セーブは一応可能)
- 色は毎度絵具を混ぜて作る
こんな感じで、とことんアナログな仕様になっています。
一般的なお絵描きソフトにありそうな機能は一通りないと思ってもらえると。
ちょっと気になったのは、絵の具の塗りにややクセがあるかなあってことですね。なんと言うべきか…変にテカりができます。
いい感じに筆の質感が出るんですが、たまに扱いが難しかったです。
(どうでもいい話ですみませんが・・文具としての「絵の具」と物体としての「絵具」で表記を分けてます。w)
あとの注意点としては…シャシャッとスケッチしようとすると、遅延してしまうことでしょうか。ただこれは仕方ないですね。
絵を保存するときのプチ注意点
個人的な反省も兼ねてですが…w
このソフトでは絵を保存せずに終了した場合、データは残りません。
保存手段は3つあるのですが…
- SDカード
- ギャラリー
- 経過の記録
3つのうち、絵が完成したらまず1.のSDカードに保存することを推奨します。
2.のギャラリーは、後からソフト内で見返すことができるのみです。
ご注意を!!
3.の経過の記録をしておくと何度でも記録地点からスタートできるので、こっちもおすすめです。
その他
個人的な思い出話…
全くゲーム内容とは関係のない話ですが!
自分にとって2012年の誕生日プレゼントは他でもない、この新 絵心教室でした。
当時から圧倒的パッケージ派だった自分が、珍しくDL版を所望したソフトでもあります。(この後を含めても、DL版を選択したのは本作含め計3本でした)
それはそれは楽しみで。学校でも「誕生日まで待ちきれない!」とそわそわしていたんですが…家に帰ると、早めに発売日に買ってくれていて。
ふと、一番初めの作品の日付を見てみたら、下校してすぐ始めたであろう時間に完成していました。懐かしいです。
レッスンで描いた作品たち
12年前ですがw当時描いた作品たちです(残ってた分)。
クリア記録
【卒業式】
入門が終わったところで卒業式です。まだ…まだ教わりたいことが!w