SFC、スーパーファミリーコンピュータ。
1990年11月21日に発売された家庭用ゲーム機です。
自分にとって、小さい頃のゲーム機と言えば「ゲームキューブ 」(2001年発売)。
物心つく頃にはSFCはもうあったワケで、発売当時の衝撃たるや想像しきれるものではありません。
ただ、それでも遡って過去作をプレイする中で、感動を与えてくれたハードでした。
そんな衝撃を忘れられない2作のハナシです。(どっちともネットを見るようになって、その高い知名度と評判に納得した作品です)
ネタバレ全開!
その1:ゼルダの伝説 神々のトライフォース(1991年)
ゼルダの伝説シリーズ、3作目。
「神トラ」と呼称されるだけに二重で「神ゲー」とも呼ばれる?本作ですが、自分にとっても思い入れの深い作品です。
もう始まり方が大好きで!
曲、景色から感じる不穏な空気。トライフォースの伝説が語られた後に写る、嵐の表現の感動は忘れられません。
このプロローグにしてあのエピローグありと言える、ラストの聖地の曲も忘れられず。オーケストラコンサートで冒頭を飾った時はこみ上げてくるものがありました。
さらに驚いたのは、とても3作目とは思えない完成度。
2作目である『リンクの冒険』↑は方向性が異なるので、神トラは1作目の形式を継ぐものとしては2作目の作品になります。
基盤を固めたと言える1作目からさらにボリューム、表現、ゲーム性、全てがパワーアップした本作を目にして、
プレイ当時、ここでゼルダは完成されたんだと深く感じたものです。
発売順としては過去ですが、ついにリンクが全てのトライフォースを手にしたという感動もありました。初ゼルダでもあり何度も遊んだ『時のオカリナ』では、目の前で奪われてしまうのが無念で無念で・・
その2:スーパーマリオRPG(1996年)
マリオでは初となるRPG作品。FFを手掛けるスクウェアとの共同開発が目を引きます。
プレイを始めて度肝を抜かれたのはグラフィック、そして斜め視点という高級感。
グラフィックはこれまでよく見た黒の主線がなく、今で言う3Dモデルのような立体感があり、
視点についても、これまでは2Dマリオのように真横か、ゼルダのように真上か…だったのが斜めになったことで、マップに奥行きが感じられました。
また、この時昔のRPG=難しめという印象があった自分にとって、難易度のやさしさも好感触でした。
- 最大レベルは30と他と比べてもかなり低く、がっつりとしたレベル上げが必要なかったこと
- クリアまでの時間も短め
- テキストやミニゲームから感じられる、作品自体の親しみやすさ
ここらへんでしょうか。
ただこれはRPGに限らず、他のSFCソフトとのギャップも大きかったかもしれません!
同様にグラフィックに驚いたヨッシーアイランドは見かけによらず普通に難しいですし、
スターフォックスは言わずもがな、神トラもボス戦はそれなりに奮闘していたので
「こんなに遊びやすいSFCソフトがあるとは!」
と、SFCのイメージをガラッと変えてくれました。
また自分にとって、この作品の裏ボスの存在はあまりにストライクなものでした。
スクウェアと言えばファイナルファンタジーシリーズですが、自分の初めてのFFは4。台詞を覚えて何度も口にしていた作品でもあり、今なお思い出の作品です。(前フリ)
そう、裏ボスの戦闘BGMがFF4のアレンジBGMだったのです!!(バトル2)
好きな作品のまさかまさかのコラボレーションに、あの瞬間の困惑と喜びは強烈でした。
そんなこんなで、SFCと言えばこの作品は外せません。
まとめ
以上2作でした。
もちろん、特にこの作品!というものを絞り出しただけであって、数々の作品によって、SFCを深く知ることができました。
知ってみると思わぬ「思い違い」に気付いて、そんな部分から感動を得られたりしますね。
ちなみに、自分が実機で初めてやったのはストリートファイターIIでした。衝撃で画面がガガガピーと消えるやつです。
そんなスーパーファミコンですが!
※旧ブログ引用
2017年には計21タイトルを収録したミニスーファミが発売され、2019年からはSwitchネットサービスの特典でも遊べるようになりました。
歴史が体感できます。おススメです!
公式ページ: