気ままにのろのろ

任天堂&ゲームファンのまったりゲームブログ

最高の20周年が始まった!!仮面ライダー剣 20th Anniversary STAGE&TALK 尼崎公演、長々レポート

仮面ライダー剣ブレイド)』。

2004年1月25日に放送開始した特撮作品です。

仮面ライダーケン、じゃないですよ!)

特撮は色々見てますが、個人的に突出して好きなライダー作品です。

そんな仮面ライダー剣20周年を記念したステージ&トークショーが開催されると聞いて、飛んで行ってきました。

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参加したのは尼崎最終公演、16:30~18:00の回。まだまだ興奮が収まりません!!

長いです。ご了承ください。

※がっつり内容に触れています。本編、公演のネタバレ要注意。

※あと…うっすらとした記憶に基づくものなので、怪しい部分があるかと思います。。お許しください。

公式情報はコチラ。https://www.toei.co.jp/release/event/1232620_958.html

感想

始まり方

ざっくりあらすじ↓

人間に戻ったはずの剣崎と相川始が何故かジョーカーに戻り、バトルファイトが再開する。

さらに、謎の存在によって♤のカテゴリーK(コーカサスビートルアンデッド)が復活。延々とバトルファイトを長引かせる彼らを潰しにくる。

始まりはあのBGM。ゾワっと鳥肌が。

最終回で剣崎の手から緑の血が流れる、あの時に流れる曲ですね・・。初めて見た(聞いた)時から耳から離れず。

何度聞いても、あの瞬間の絶望というか、頭が真っ白になるような喪失感を思い出してしまいます。

そして電撃(サンダー)情報。感覚としては本編後だと思って臨んでたんですが、話を聞くに…時系列としてはジオウの後にあたるということが明らかに。ここ、もう既に衝撃でした。

本編はあくまでも完結していますし、ステージなので正史と言えたわけではないですが。

だからこそ、実質パラレルと思っていたジオウに地続きとなる物語ができたことがビックリでした。

ただ剣崎と相川始がジョーカーに戻るという部分で、結局本編ラストの状態に戻ったわけで、わざわざジオウを含めなくても良かったのでは?と思いました。この段階では。

(この時は「じゃあジオウの時空ってなんだったの…?」っていうモヤモヤを回収した形になるのかなぁと思ってました)

ただ逆に考えれば、ジオウという抜け道を封鎖されたようにも。再び過酷な運命に引き戻された訳ですから。。

…さらに長くなりそうなので、早々に切り上げます。w(まだ開始2分くらいの話しか喋れていない)

開演パフォーマンス

プロローグが終わり、鎮まる会場に流れるELEMENTSイントロ・・・4ライダー登場!!

「おおおおおっ!!!」と会場が湧きます。

これが凄くて、なんでしょう、突然マジックのように現れたので「どうなってるの?!」とビビります(全体的に演出がかなり凝っていて、この後もマジック!?がたくさんでした)。

仮面ライダー剣の本編自体はスーパーヒーロー劇!って感じではないので、ああ、「仮面ライダー剣のステージショー」にきたんだな…と実感できた瞬間でした。

相川始の元に現れるカテゴリーK

※♤K=カテゴリーKと表記します。

突如ジョーカーの姿に戻り、異変を察知する相川始。そこに現れるカテゴリーK。

カリスに変身して戦うものの、衝動を抑えて戦うことは難しく、苦戦。♡Aを奪われてしまう。

さっそくでなんですが、「ジョーカー」の衝動(本能)について整理。

自分の浅い解釈ですが、ジョーカーという存在は相手の殺気に対して理性を保ったまま戦うのは難しいという話ですね。

現状ジョーカーが2人いるので、片方が理性を無くすともう片方も影響を受けてしまう。なので、剣崎のためにも衝動に飲まれるわけにはいかない。という感じですね(ここらへんちゃんと飲み込んでおきたかったので、改めて書きました)。

状況としては負けてしまいますが、今なお運命と戦い続けていることを実感させられるシーンで良かったです。というか仮面ライダー剣はやはり…見ていて胸が締め付けられます。w

かけつける仲間

ジョーカーの姿に戻り、追い詰められる相川始の窮地に現れたのは…仮面ライダーギャレン、橘朔也だった。

もうこの2人、本編では絶望的なくらい直接のやり取りが無いんですよね…。実は剣崎以外、ほぼ全員そうなのですが…(ようやく打ち解けた43話以降、爆速で深刻な事態に陥っていくため)。

なのでこうして見られたのも、本編後であるこのステージならでは。

橘朔也という男は本編中、相川始という仲間を守るために最後の戦いで散ったこと、ついには最終回で剣崎の元に間に合わなかったことがあったので、今度こそ間に合って良かったという気持ちでいっぱいでした。

ここで相川始から橘さんに、ジオウであったことの説明。

一回剣崎共々人間になったが、またジョーカーになってしまった

これだけ聞いたら混乱しそうですw

まだ、橘さんには知らされてなかったんですね。というか剣崎も会いに行ってないんですね…w

意外と経ってないんでしょうか?2人とも研究で忙しそうなのもありますが…。

しかし、そんな事態でも冷静な橘さんの対応を見ると、クールな男だなと実感します。(ホントですよ!)

X(元ツイッタ〜)でも言及されてましたが、橘さん→相川始の「」呼びにビックリです!!

マンティスアンデッドの復活

相川始から♡Aを奪ったカテゴリーKは、そのカードに封印されたマンティスアンデッドを復活させる。

※マンティスアンデッドも「カリス」なのですが、混ざるのでマンティスと呼称します

ギャアアアア。

このステージ、色んなものを回収しすぎですねw

しかも喋る!!!

♤Jと好敵手のような関係にあったり、仮面ライダーカリスというガワでもあったり、

重要なポジションにいるアンデッドではあるんですが、本編ではほとんど出なかったので嬉しすぎました。

しかし…煽り半分の台詞ですが、やはり上位カテゴリーは下位カテゴリーを使役できてしまうんですね。下位カテゴリーに厳しい!!(前例、伊坂)

ただ人間にも有効だったので、支配力があるという言い方が正しいですかね。

ってほじくるようであれですが……どうやって復活させたんでしょう?(この時はリモート取られてた?)○○○(黒幕)パワー…?

迫る追っ手、相川始の決意

マンティスを加えた、カテゴリーKらアンデッドの追撃を受ける相川始と橘朔也。

本気の戦いを求めるマンティス。しかし相川始(ジョーカー)は応じない。

ジョーカーvsマンティスまさかこれが実現してしまうとは…!!

相川始に恨みつらみのありそうなマンティス。蜘蛛の傀儡にされた挙句、あしらわれたことがかなり屈辱だったようです。

…っていうのは、35話あたりのことですね。というか、リモートされてる時の記憶ってあるんだ…という新発見でした。一方的に仕掛けたレンゲルのせいな気がしますがw

ダメージを負いながらも一切反撃せず、本能に抗い続ける相川始が発した

俺はもう…戦わない!

という台詞。もう剣崎の覚悟を裏切るようなことはしないのだと。

相川始自身の覚悟が響き、しんと静まり返る空間。痺れました。

そしてここでジオウが絡んでくるかーー!!

ジョーカー封印

カテゴリーKはトータスアンデッド、タイガーアンデッドを操り、相川始と橘朔也を追い詰める。

負傷した橘を、カテゴリーKの剣が突き刺そうとした…その瞬間、相川始が庇う。

瀕死の状態となった相川始(ジョーカー)は、ブランクカードに封印されてしまう。

※♤Kの剣=破壊剣オールオーバー

お互いが手を取り、助け合いながら戦う

この光景をどれほど待ち侘びたことか………

始が封印されるシーンがかなりミッシングエースでしたね。演出と展開に涙。

もう1人の仲間

相川始が封印され、窮地の橘朔也。そこに駆けつけたのはチベットから帰った、仮面ライダーレンゲルこと上条睦月だった。

待ってました!!!

元々剣崎に並んで好青年なんですが、カテゴリーAが原因でほとんどその側面が描かれなかったので、本当に待ってました。

"風の流れを読んで"帰ってきたと言う睦月。こ、これは……

そしてカテゴリーK対レンゲル

睦月にとって「カテゴリーK」は大きな意味を持つ存在。猛々しくラウザーを振るうレンゲルを見て、頼もしくなった姿にしみじみします。

この後は手負いのギャレンを連れて撤退するわけですが、

ずっと妄想していた♧6ブリザードでの撤退が本当に見れたので最高でした。嘘でしょ…!?

チベットでの実験は成功したと橘さんに伝える睦月。この2人の会話は…元気出ますw

剣崎の身を案じ、決意を固める橘と睦月。

もう1人のジョーカー

興を削がれたマンティスは♤カテゴリーKの元を離れ、「もう1人のジョーカー」に迫る。

マンティスは姿を現さないジョーカーに、生贄が必要かと煽る。

その必要はない!

会場ザワザワザワ。2人目のジョーカーであり、仮面ライダーブレイド剣崎一真登場

始の気配が消えたことを察知しており、警戒する剣崎。会うことは叶わないですが、お互いの存在みたいなものは常に感じてるんでしょうね。どこまでの精度なのかちょい気になります。

少し対話を図るのかと思ったら、即戦闘!一切の躊躇はありません。

…よく考えたら…いやよく考えなくても…生贄とか言ってるので危ないですねw

カリスとは序盤から数えきれないほど衝突を繰り返したものですが、こうして見るブレイドvsマンティスには感慨深いものがあります。

硬派だけど、押しの強い戦闘スタイルはショーでも健在。

そうだよ。それだよブレイド!!

と嶋さんになってしまいました。w

マンティス、封印

ジョーカーの本能に駆られることなく、自らの意志でマンティスを完封したブレイド。何故そんなことができるのか、マンティスは理解に苦しむ。

答える剣崎。剣崎はどこまでも真っ直ぐです。時には残酷なほどに・・

さあ、封印しろ

マンティスが封印される最後の瞬間まで、イメージに違わぬ誇り高き戦士だったのが凄く良かったです。

ジョーカー封印時もそうだったのですが、ステージの使い方が本当に凄い!

アンデッドを封印する時の、

カードをフォフォフォフォン!と投げる→封印する→フォフォフォフォン!とカードが返ってくる一連の動作も本編そのままで、二度見しました。

睦月の成長

再び追ってきたカテゴリーK。睦月はタイガーアンデッドと対峙する。

押される睦月にどこからか、彼女の声が聞こえる。

タイガーアンデッド、城光。睦月にとって、闇を振り払う最後の光となった存在。

マジで!!!?

そんなところまで回収しちゃうの?と興奮が抑えきれなかったです。。w

もしかしてオリキャス浜崎茜さん…?ってくらい声が凄く似てましたが、どうなんでしょう…?

ついでにカテゴリーKに20年前の色々をチクチクと言われます。「うるさい!」と一喝するところ、ここは変わらないなと安心感がありましたw

BGM「レンゲル、天地を揺るがし」(コーラス部分があったと思うので、そのはず…)とは分かってますね…

睦月が「城さん…」と呼ぶのですが、聞き慣れない響きでちょっとびっくりしました(本編で城光の名前自体が出てこない)。と思ったらこの後のトークで触れられていて、笑いましたw

仮面ライダーレンゲル

タイガーアンデッドを封印し、カテゴリーKと対峙するレンゲル。その手には♧Q。

「力を貸してください・・!」と語りかける。照明が消え、真っ暗になる会場。

超ざわつく会場。

 

「アブゾーブクイーン」

会場、阿鼻叫喚仮面ライダーレンゲル キングフォーム登場!!!

念願すぎて嬉し泣きしました。デザインもカッコイイ!!本当におめでとう!!

諸刃の剣

キングフォームに変身したレンゲルだが、身体に負荷がかかる。「普通の人間に扱えるわけがない」と嘲笑うカテゴリーK。

しかし、力を振り絞る睦月。キングフォームは解除されてしまうが、1枚のカードを取り返すことに成功する。

もちろんジョーカー、相川始のカードです。

※放心中、記憶がやや怪しいです…

合流

「また奪い返せばいい」余裕のカテゴリーK。アンデッド達が消耗しきったレンゲルに迫る。

その時…

TIME

ついに仮面ライダーブレイドが駆けつける!!時を止める効果を発動させ、アンデッド達を一掃します。(強すぎる)

♤10TIMEは劇中未使用カードの1つ。未使用カード自体は結構多いですが、その反則効果故にやはり妄想を繰り返していたカードでした。

実現してしまった……

始の復活

最後の力で、リモートを発動させるレンゲル。ジョーカー、相川始を復活させる。

倒れるレンゲルを支えるブレイド。色々通じ合えたはずのこの2人、映像作品だと最序盤とミッシングエースでしかほぼ見れないんですよね。

本当にこういう仮面ライダー剣が…いつか見たかったんですよ……

劇中には一切関連しない話ですが、リモートの消費APって結構高いんですよね(2200AP)。なので、初期APの高いレンゲルラウザーでやるのって合理的だよな…と、勝手に気に入ってます。

そういう立ち位置にいるのが睦月っていうのも好きですね。

クタクタなレンゲルを見て思いましたが、そういえばヒーリング系ってないですよね…。まあ、戦いの世界なので攻撃重視ですよね…w

共闘

相川始との再会。♡Aを渡す剣崎。始は仮面ライダーカリスに変身する。

2人は圧倒的な連携でカテゴリーKを撃破する。

「探す手間が省けたよ」と言うカテゴリーKですが、気配で分かるはずなので嫌味です。カテゴリーKの喋りって(笑)が似合いますよね・・w

take it a try

take it a try

take it a tryくるぞ!くるぞ!!!って思ったタイミングで流れてくれました。

敵を倒すや否や「今のうちに、俺は遠くに離れるよ」と即座に切り出す剣崎一真。背を向ける剣崎、駆け寄る足を止める相川始が辛い!

しかし、新たな敵が現れる。アナザーブレイド

全員集合

アナザーブレイドと対峙する剣崎、始、橘さん、睦月。

…20年ぶりか!」嬉しそうな相川始!

4人「変身!!」

暗転する会場。

・・・・Round ZEROのイントロと共にライトアップ!

OP再現!!!!!!カッコ良すぎる!!!!

ここらへんもう興奮しっぱなしで記憶が朧気…wなのですが、47話みたいな戦い方をするギャレンがいた…ハズ。見返したい・・。

ブレイドキングフォーム、ワイルドカリス、ギャレンキングフォーム、レンゲルキングフォームが並び立つ!

会場自分「(これは勝てん…)

35話を思い起させる、力強い拳で圧倒するブレイドキングフォーム。もうフォーカードを見られたら悔いはなかったのですが、見れました

4ライダーの全エレメントカードがあってこそ成立する技であり、劇中使用は44話の一度のみ…。フォーカード使用シーンは本当によく見返すので、嬉しすぎました。

そしてロイヤルストレートフラッシュ祭り。(笑ってしまいました)

カテゴリーKが復活している限り、キングフォームにはなれない。上手いこと、最初から最後まで一切出し惜しみのない戦いでしたね…。

戦いの後

4人の仮面ライダーの協力によって、アナザーブレイドは撃破された。

しかしバトルファイトは再開され、2人がジョーカーに戻っている。それが意味することは…

再びの別れ・・。

しかし、戦いは必ず終わるもの。

統制者以外の存在が現れたことに不安感を持つ睦月。俺たちなら大丈夫だ!と剣崎。

できる限りの方法で、人間に戻す方法を探し続けることを伝える橘さん。ありがとうございます!頭を下げる剣崎。

いつまでも待っていることを伝える始。人間たちの中で…。応える剣崎。

また会おう!

拳を突き合わせ、誓い合う4人。

スモークの中にゆっくりと消えていく剣崎。

それを見つめる相川始…。逆光でシルエットがよく見えます。

その光景を目に焼き付けたまま、ショーは幕を閉じたのでした…。と思いきや

毎度ただでは終わらない仮面ライダー剣。巨大な赤い影と、青い影が対話している。

その正体は…統制者、そして破壊者。「いずれまた会おう」二者の不気味な会話で幕引き。

まじか・・・・・

(小説版参照)

総括

ストーリー、演出、BGMのチョイス、すべてが最高のショーでした。

華麗なるブレイド

華麗なるブレイド

とにかく忠実に本編の系譜を継いでいて素晴らしかったです。劇伴で「華麗なるブレイド」というBGMがありますけど、華麗なる回収っぷりでした。

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後味も含めて、これが仮面ライダー剣と実感し続けています。一週間経ちましたが、余韻冷めやらず…。ふと、喪失感に襲われます。w

キャストさん達から20周年の「ありがとう」を…そんな経緯で企画されたようですが、本当に一ファンとして、感謝が尽きないです。

ありがとう20周年、ありがとうステージ&トークショー。ありがとうございました!!

そして20周年は始まったばかりという事実…。終わった後、見たかったもの全部見れた…と言いたい気持ちでいっぱいでしたが、まだまだこれからなんだよなとグッとこらえました。

色々グッズ展開も始まっていますし、今月末には待望のカリスラウザーCSMも…。(タペストリーは5種とも買いました、、CSMも買います)

今年は手持ちと、よく相談しないとですねw

20周年、思いっきり盛り上がっていきましょう!!

余談

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アルティメットフォーム・・・スペシャルターボッ!!!駅前でたい焼き食べました。

…というか横にたこ焼き屋さんもあったんですけど…まさかね・・・w

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帰りはギリギリだったんですが、、ラーメンも食べました。かなりあっさりと食べれるボリューム感でしたね。美味しかったです。

ちょっと到着が遅くて物販がほぼ全滅していたので、さり気なく再販を待っています。楽しかったー!!